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自然環境に優しい住まいづくり

森林は自然環境を守るために極めて大切です。この大切な森林を守り育てていくためには、木を植えて育てて、それを住宅などに使い、さらに使用済みの木材をリサイクル利用してまた森林に戻すという「循環型社会」を形成していく必要があります。
したがって富山県の森林を守り育てていくには、できるだけ地元の木材で住宅を建てるのが望ましいと言えます。このような活動をしている組織の1つとしてNPO法人「とやまの木で家をつくる会」があります。

森林の働きは地球を救う!

地球温暖化は地球上に様々な異常気象をもたらします。
この温暖化を防止するために取り決められた「京都議定書」では、1990年の炭酸ガス量を基準とする量の6%削減が求められ、このうち3.9%分を森林の光合成作用による炭酸ガス吸収作用でまかなうことが期待されています。
このような炭酸ガス吸収作用を含めて、いろいろな森林の働きを計算してみると、日本全体では年間約70兆円、富山県だけでも、約1兆1千億円になります。

植える、育てる。循環型社会を富山で実現しよう!

貴重な森林を守り育てていくためには、木を植えて育てて、それを住宅などに使い、さらに使用済みの木材をリサイクル利用してまた森林に戻すという「循環型社会」を形成していく必要があります。
したがって富山県の森林を守り育てていくには、できるだけ地元の木材で住宅を建てるのが望ましいと言えます。
これは食品業界などでも言われている「地産地消」の形であり、このような活動をしている組織の1つとしてNPO法人「とやまの木で家をつくる会」があります。
この会の会員になって家を建てれば、建て主にとっては森林の伐採から搬出、製材、組立までの工程を見守ることができ、したがってわが家に対する愛着が一層増すこととなります。また、建て替えに際し、古材を利用して古い住宅での思い出を引き継ぐ試みも各地で芽生えてきています。

木造住宅は第2の森林です。

一戸あたりの炭素貯蔵量と材料製造時の炭素放出量

一戸あたりの炭素貯蔵量と材料製造時の炭素放出量
木造住宅に使われている建築材料を製造する時のエネルギー総量は、鉄骨プレハブ住宅や鉄筋コンクリート住宅に比べて非常に小さく、また木造住宅一戸中に含まれている炭素量は非常に大きく、自然環境に優しい住宅と言えます。
木材は燃やさない限り、その中には樹木の段階で蓄えられた炭素はそのまま含有されており、木造住宅は第2の森林とも言えます。木材は「加工する時に省エネルギーが果たせ、使う時に健康的で再利用のためのリサイクルも容易、材料として再生産も可能。」という自然環境保全時代の21世紀にふさわしい材料です。

木のリンク集

詳しくは、こちらをご覧ください。
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